札幌で単身赴任……。
寂しいという気持ちと、新しい職場への期待と不安でいっぱいではありませんか?
どうも、「ぼく」です。
ぼく自身が札幌に単身赴任中で、一人暮らしも2年以上になりました。
住んでみた実感としては、札幌は非常に住み心地が良く、便利な街です。
だがしかし、どこに住むかはやはり重要。
住むならどこがいいのか、単身赴任中のぼくと同じ境遇の単身赴任仲間の情報をシェアします。
札幌市内の具体的な地名やエリア(穴場も)を紹介するので、不動産屋で部屋を借りる前に読んでみてください。
札幌の単身赴任で住むなら、最初の選択肢エリア
先に結論。
札幌の単身赴任で住むなら、ファーストチョイスの場所はこのラインナップです。
札幌の単身赴任で住むならまずココ(区と駅名)
- 中央区(西11丁目~西24丁目エリア)
- 北区(北13条~北24条)
- 白石区(菊水、東札幌、白石)
- 豊平区(学園前、豊平公園、美園)
では、詳細に説明して参りましょう。
札幌の単身赴任では会社の近くに住むべし
単身赴任したら、会社の近くに住む。
当たり前だろと思われるだろうが、これは本当に大切です。
今まで家族に囲まれた生活をしていたお父さんが、いきなり単身赴任生活を送るのは難しいものです。
家事というものはやりだせばキリがなく、何もしなければ朝に来ていくワイシャツもない。
時間配分が未知数だから、要するに時間ばかりがかかります。
だからこそ、家探しを行う場合は「会社に近いこと」を最優先にするべきです。
札幌では「会社に近い」を地下鉄で表現する
ここで、ローカルネタ。いや、カルチャーギャップかな。
札幌での場合、「会社から近い」という意味は「会社から徒歩圏内」というだけではない。
むしろ「地下鉄で1~3駅ほど」「会社まで徒歩30分以内」という認識が好ましいです。
東京の感覚だと、近いではなく「超近い」ではないだろうか。
そして札幌では、バスとJRの利用での通勤はできるだけ避けるべし。
冬季には定刻通りの運行がなく、ストレスが溜まります。運休だからって、会社を休むことは難しいですよね。
しかし札幌周辺のバスは、ヘタするとJRも、大雪で運休します。
雪国のくせにアホかいなと言っても仕方なしです。
そんなモロモロの事情があるから、札幌の単身赴任で住むなら、まずここから探そう!
- 中央区(西11丁目~西24丁目エリア)
- 北区(北13条~北24条)
- 白石区(菊水、東札幌、白石)
- 豊平区(学園前、豊平公園、美園)
このエリアは、どれも地下鉄駅の最寄りです。
そして大通りや札幌駅といった、中央区主要駅エリアへのアクセスが簡単だし、歩けなくはない距離です。
ぼくは絶対歩きませんが。
熊がいるかもしれないし。
(いません)
札幌で単身赴任の家探し:会社にお任せしてはいけない
会社によっては、単身赴任者へ社宅を用意してくれるでしょう。
だがしかし、全てをお任せしてはいけない。
可及的速やかに住所を聞き取り、場所を確認してください。
そして、会社への通勤手段は何が想定されているかをヒアリングしましょう。
それというのも、実際に住むのは手配した人間ではない。
Googleマップで直線距離をチャッチャと見ただけかもわかりません。
でも社宅のメリットもあります。
まずは家賃が無料、または激安であることです。それに前任者が家電を置いて行ってくれるかもしれない。
他方のデメリットは、築年数やエリアを選べず、不便な場合があること。
担当者が適当な人間であるほど、行ってみてびっくりポンです。
たとえば、ぼくの先輩社員に聞いた話を紹介しましょう。
先輩が住めと言われたのは、地下鉄東西線「南郷7丁目」まで徒歩15分ほどの場所。
昭和丸出しの古い集合住宅が社宅でした。
会社は中央区なので、通勤時間は慣れれば1時間以内だったそう。
だがそれは、慣れてきたらの話。
単身赴任の当初は、大通駅の迷路のような地下通路で迷い、出口に迷い、地下街の立飲み屋で撃沈し(あ、これは違うか)。
大変な目にあったが、家賃が激安だったので頑張ったらしいです。
ともかく、単身赴任後の最初の1か月は、生活リズムを作るだけでも精一杯です。
無理はしない方が良い。
ちなみに、ぼくの勤め先ではないが、こんなケースもあります。
- 経費削減で、郊外に社宅を用意している(会社は都心)
- 社宅はあるが築年数が古くて設備も形式だから、あえて紹介しない
いろいろ事情があるにせよ、札幌に単身赴任で住むなら、アパートは自分で選びましょう。
札幌の単身赴任で住むなら、生活スタイル別のおすすめエリア
単身赴任とは、言い換えれば、期限付きの独身ライフです。
せっかくなので暮らしを楽しむ「生活重視派」か、いやいやガムシャラ企業戦士の「職場重視派」か。
どんな単身赴任ライフ選ぶのかで、おすすめエリアを紹介します。
札幌で単身赴任:生活重視派が住むならココ!
自宅の台所は妻の牙城でも、単身赴任のアパートなら好きにできます。
料理やら節約ライフやら、性根を据えてやってみると、これはこれで奥が深い。
そんな計画で住むなら、「白石区」または「豊平区」の物件がおすすめです。
適度に札幌市の中心部に近く、スーパーやドラッグストア、コンビニエンスストア、ホームセンターが充実している。
その他方で、駅前では一杯飲み屋やナイトライフも期待できる。
「白石区」の場合は、地下鉄東西線の駅周辺。「豊平区」の場合は、南北線または東豊線の駅周辺で物件を探すと良いです。
- 白石区:地下鉄東西線・菊水、東札幌、白石、南郷7丁目
- 豊平区:地下鉄東豊線学園前、豊平公園、美園、月寒中央または地下鉄南北線平岸、南平岸
これらの駅であれば、駅近で賃貸物件も多い。
元々が一人暮らしのエリアとしても人気が高いし、初めての単身赴任でも困ることはありません。
広めの物件も選択肢に挙がってくるほど豊富なので、家族が来て泊めるのも困らない。
もちろん、他の人を泊めてもいいですがね。
札幌で単身赴任:治安を重視派ならココ
自分がオジサンなもんで、何となく男性目線で話していましたが、そんな態度は昭和でした。
最近はキャリアウーマンも増えましたね。
もし女性が札幌に転勤して、単身赴任で住むなら治安も大切。
それなら地下鉄東西線の沿線で西11丁目~円山公園駅が良いでしょう。
この辺りは札幌市内でも高級住宅地で、治安が良いと評判のエリア。
コンビニエンスストアが多く、専門学校や裁判所、病院などの公的機関が集まっているから、賃貸物件も意外と豊富です。
家賃は管理費別で、4.5万円~6万円。ちなみに1Kや1LDKでの相場です。
木造のおんぼろアパートは少なくて、鉄骨マンションでオートロック付きも珍しくないです。
札幌で単身赴任:職場重視で「帰っても寝るだけ派」はココ(穴場!)
勤め先が札幌の中心部にあって、ガムシャラ仕事人間の予定なら、すすきの周辺も悪くないし穴場です。
具体的には、地下鉄南北線のすすきの・中島公園・幌平橋のあたり。
ちなみにぼくが単身赴任中に住んでいるマンションも、中島公園と幌平橋の間にあります。
すすきの駅や中島公園駅は、札幌市の繫華街に勤務する方々のための物件が多い!
保証人不要も珍しくないけれど、それだけに家賃相場は高めです。
現実問題、一番安いワンルームでも月6万円以上は考えてほしい。
だがしかし、家賃が高めでも問題がないなら、このエリアは非常に便利です。
物騒と思われがちですが、これは半分本当で半分はデマですね。
ヤの字の方々の気配はありますが、一般人には関わってきません。
むしろ彼らがいるからこそ、普通の迷惑隣人は住めないのかも。
それに中島公園周辺なら、古い物件もそれなりに残っていて、賃料が安い目玉ワンルームも見つけました。
ただし夜間の騒音は否定できないし、注意できる気もしない。
「職場から直帰出来る場所がほしい」というニーズだけ叶えたい場合におすすめです。
おっと、「ヤの字の方々」と気軽に書きましたが、怖い兄さんたちのことを想像しましたか?
いやいや、「矢口さん」とか「矢野さん」かもわかりませんよ。
知らんけど。
札幌で単身赴任:ワンルームでコンパクトに暮らしたい派はココ
単身赴任をきっかけに、ミニマリストにオレはなる!
とにかくワンルームで、荷物は最小限って話なら、駅近物件が多いエリアは中央区&北区(サツエキ寄り)。
具体的な駅名はこの辺りです。
札幌で単身赴任向けワンルーム物件が多いエリア
- 地下鉄東西線:バスセンター駅、西11丁目駅、西18丁目駅、円山公園駅
- 地下鉄南北線:中島公園駅、すすきの駅
地下鉄南北線:北12条駅、北18条駅、北24条駅
札幌で短期単身赴任ならウィークリーマンション
札幌への単身赴任が短期で、数か月や1年前後の予定なら、ウイークリーマンションもいいです。
ウイークリーマンションの方が割高か?
イヤ、実際はそうとは限らない。
札幌でも敷金・礼金はいるし、短期で引っ越すならウイークリーマンションの方がトータル割安の場合があります。
現にぼくの会社では、1年~2年の単身赴任の場合「ウイークリーマンション」で暮らす人もいます。
特に札幌の中央区にはウイークリーマンションが多く、ホテル間隔で手配できる。
一か月の利用料が確かにやや高めだが、札幌では月10万円をきる部屋もあります。
それに家具・家電付、WiFi完備、浴室・トイレ付、清掃サービスがつくから、初期費用に管理(ぼくの掃除手間賃)が節約できるわけだ。
ホテル暮らしで仕事に飛び回るビジネスマン。
1990年代のリゲインのCMを思い出しますが(♪24時間、戦えますか~)、ぼくのようなアラフィフ世代なら、憧れがあるのでは?
ウイークリーマンションでの単身赴任は、これにちょっと似てます。
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