どうも、「ぼく」です。
札幌に単身赴任して、今は一人暮らししているところです。
転勤辞令を受けて、神戸から単身札幌に移り住んだのが2年前。数十年ぶりの一人暮らしに、久しぶりの雪国暮らし。
楽しみ2割の不安8割でスタートした、北海道の単身生活でした。
今では関西弁を封印することも増えて、道産子を気取ったりもしています。そんな47歳おじさんの札幌暮らしの考察。
家賃の比較やら、単身赴任・一人暮らし中の楽しみやら。
大阪と比べた札幌の家賃コスパ(一人暮らし)
住居は、とりあえず便利さで選びました。地下鉄南北線沿線の中島公園と幌平橋の中間地点、単身者向け12階建てマンションです。
広さは1LDKで、家賃は6.5万円。大阪城から徒歩5分の大阪市中央区で、当時借りていた時とまったく同じ金額です。
立地環境・築年数・設備的にもほぼ同等。市内ほどほど中心部に限ると、家賃コスパは、札幌と大阪ではほとんど一緒の印象です。
新築マンションの価格を比較してもほぼ同じくらい。
大阪と同じ価格が安いかどうか、これは意見が分かれるところですが、個人的には都会度・街の魅力度・生活環境において札幌と大阪は同レベルだと思います。
安いに越したことはありませんが、家賃としては適正かつ満足価格です。
ところでいろんな情報を確認するかぎり、やっぱり東京がダントツで住環境が厳しいようです。都心からの距離で考えると、同程度の条件だと札幌より5倍くらいしています。
東京では、今の札幌ライフ水準で生活していくのは厳しいなあと思います。
札幌での単身赴任・一人暮らしに自家用車は必要か?
札幌へ引っ越しする際、迷ったのが自家用車をどうするか。
職場まで徒歩通勤ができること、地下鉄沿線であること、駐車場料金に会社から補助が出ないことから、自家用車は断念しました。
普段のおじさん一人の行動範囲では、地下鉄で十分に満足。だがしかし時折必要となるゴルフや、ちょっとした遠出の場合にどうすればいいのか、少々不安に思いながら札幌生活を始めました。
カーシェアリングは札幌一人暮らしの味方
そんな中で私としては大発見だったのが、Timesカーシェアという便利なもの。
車を大勢の人でシェアするというシステムで、札幌市内のいたるところで借りることができます。面倒な手続きはなく、費用は1日当たり数千円。
出かける頻度からしても、経済性は自家用車所有よりも断然優位。一度使うとその便利さに感謝です。
今では私の会員レベルもあがって、借りる際のちょっとした特典も得られるようになりました。
冬の札幌は自家用車の維持コストがきつい
単身赴任という期間限定で、冬の札幌で車を維持するのはコストが高すぎる。
まずやっぱり考えるべきは雪道の運転です。2回の冬を経験して思うのは、雪道運転は必要なのかということ。
事実こんな状況ですぞ。
事故の可能性が上がるのはもちろん、あちこちで深雪にはまる車の多いこと多いこと!1本枝道に入ると、除雪が追い付かず、私のアパートの車は幹線道路まで出るだけで一苦労です。
無理して出かけようとした車は、深雪で身動きできなくなって、途方に暮れる姿を見たこと数知れず。お手伝いで押すこともしたのですが、腹を擦ってなにがしかの部品が外れていてもやむなし。
修理費用も結構いくでしょう。
スタッドレスタイヤの費用や保管場所もまた悩みの種。いろいろお金も場所的コストもかかります。
通勤に自家用車が不要であること、地下鉄沿線で生活できるならば、札幌の単身赴任・一人暮らしで自家用車は不要!
これがぼくの結論です。
札幌では、生活のために運転が必要な方が多いことは理解します。
しかし渋滞の発生、路面状態の悪さ、いろいろな危険を考えると、冬場の脱マイカーの生活こそ、社会で考えていけないかなと感じます。関西から来たおじさんにはそう見えます。
再選した市長さんは、どう思ってるのかいな。
札幌での単身赴任・一人暮らし:休日のおじさんの楽しみは?
一人暮らし中の自宅は中島公園駅が最寄りで、男の聖地ススキノ歓楽街まで徒歩10分。これはこれで素晴らしいのですが、ちょっとした外食や買い物をできるお店が近所にないのがとっても不便。
なにをするにもススキノになるのです。
牛丼すき家も吉野家もあるのですが、それは10分歩いてススキノまで行った話。ちょっと晩飯を食べに行っただけなのに、バニーガールの呼び込みの誘惑。お水の姉さんからのメール。これを断ち切って帰路に就くことになります。
最近は慣れたけれど、この環境が良いか悪いかは考えものかもしれません。
とはいえ酒好きな私にとって、やはりススキノは魅惑の街。友人がいないこともあって、最近見つけた楽しみは、週末昼間からのブラブラ散歩です。行き先はモチロン、すすきの一帯です。
狸小路のコンカフェで推しの成長を愛でる
お気に入りは狸小路エリアです。一人のおじさんにやさしいお店がいっぱいです。まずはコンカフェ。
コンセプトカフェと言いつつ、実態は酒の飲める店。一時流行ったメイド喫茶の進化版のようなもの。これが意外や意外に侮れません。
ホステスとは違い、べったり付いてはくれないが、チェキだの生写真販売でのチープなサービスが何とも心地よし。
素人っぽい女の子が見る間に地下アイドル風情に成長する様を、遠くから見守るというM的オトナの遊びです。
すすきので昼からセンベロ満喫
すすきの界隈では昼間から飲めるお店があちこちにあり、刺身のお店、ホルモンのお店、餃子のお店、ジンギスカンのお店で各々お気に入りができました。その日の気分で使い分けています。
札幌には飲み放題システムを採用しているお店が多く、センベロでなくても2千~3千円で収まる。お得感がすごいです。
そういえばこれは、関西ではあまりお目にかかっていないシステムです。ありがたい。
北海道の食べ物がおいしいのはみんなが知っていること。関西の友人にうらやましがられるのがまさにこの点。
LINEで写真を送信してプチ自慢をして悦に入っています。
札幌に単身赴任、おじさん一人暮らしは住みやすいのか?
生来、孤独を愛する性格でありながら、一方で好奇心の強いところがある私にとって、札幌はとても魅力的な街です。
食べ物、街の楽しさが最大の魅力で、家賃相場も合格点。冬の暮らしもそれはそれで楽しいところ。自然環境やら人間やら観光スポットやら、魅力を挙げればきりがないのが札幌という街です。
いつまでいられるかわかりませんが、もっと楽しんでいきたいのです。
結論。札幌に単身赴任、おじさん一人暮らしは住みやすい。
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